支払う税金を減らす技
2012年01月09日
さて、本日は確定申告に先立ち、支払う税金を減らす方法の一つを御紹介させて
頂こうと思います。
物件を購入される際、借地権の物件でない限り、物件は
住居と土地に分かれると思います。
(固定資産税評価の基準も住居と土地です。)
節税にあたり、ポイントとなるのは、住居と土地の割合です。
土地は経年劣化しないので、減価償却を行うことができません。
即ち、土地の割合が大きい物件である場合は、ほとんど減価償却を行うことができず、課税所得が増えてしまうのです。
それでは、この住居と土地の割合はどうやって決まるのでしょうか?
1. 契約書に記載されている金額
2. 合理的に見積もることができる金額
とされています。
ここから考えると、売り主さんと話をつけ、1. でなるべく建物の
割合を大きくすることが大切です。
そこで一点注意。売主が不動産業者の場合、消費税を避ける為、土地の割合を大きくしようとする傾向があります。
なぜなら、土地には消費税がかからないからです。
なので、売り主が不動産業者である場合、しっかりと交渉する必要があるのです。