イギリスの家は何故100年持つのか?
イギリスに住んでいる友人が言っていたのですが、
「イギリスはに古い家が多い」ようです。
築100年という、日本では考えられないような家も数多く存在
するとのこと。
上記に対し、色々な考え方があると思いますが、個人的な見解
をお伝えさせて頂ければと思います。
イギリスに限らず、海外の人は、高価で買ったものを
「価値ある資産」として認識する傾向がある、ということが
家の寿命を高めている一つの理由ではないかと考えています。
家の価値を高い状態で保つ為にはどうすればよいのか考え、
実践する、イギリスの人はこのマインドが身についているのでは
ないかと思っています。結果、家の価値を高める為に修繕を行い、
資産性が保たれているのではないかと。
このマインドの違いの背景、それは教育制度の違い、だと思います。
日本でお金について学ぶ機会は少なくとも大学まではまったくありません。
家の管理=出費=余計なコスト、と日本人は考えてしまうのだと思います。
そうすると、おのずと出費を抑え、貯金に皆走ってしまい、経済も活性化しないという
悪循環。
近年すこしずつお金に対する勉強を幼少期からやろうという傾向もあるみたいなので、
それに期待です。
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編集後記
タイの洪水、政府は当初、「タイは水害がない、おこさない国」
と宣言していたみたいですね。
不動産も、相手の言うことを鵜呑みにしてはいけないのだな、
と感じた一日でした。