築45年の奇跡
物件のケアの為に前橋に来ております。
今までは物件内の空いている部屋に泊まっていたのですが、
今は賃貸付け真っ最中なので、仕方なくホテルに宿泊しました。
前橋であればホテルも沢山あるのでどこかしら部屋が空いているだろう、
と考えていたので、宿泊当日にホテルを探していたのですが、
実はその日は少年サッカー団の大会があったいう大誤算が発生、
どのホテルも大体埋まってしまっていたのです。
ネットをずっと探していたところ、やっとのことで一つホテルが見つかりました。
このホテル、はっきりいって「超ぼろい」です。
入った瞬間、古い旅館とかが持っている独特のにおいがするし、
シャワーひねるとぼごぼごぼごってなんか苦しそうな音するし、
(夜は少年サッカー団でうるさいし、、、)
築年数でいくと、大体45年ぐらいのイメージでしょうか。
もしこの物件が売りに出ていても、買う人はほとんどいないと思います。
「こんな古いホテルに泊まる人いるか!」
と一蹴されてしまう、悲しい物件に違いありません。
ですけれど、、、
実際は、このホテルは昨日は満室だったのです。
そりゃ少年サッカー大会特需といってしまえばそれまでですが、、、
この特需によってホテルにもたらされた収入は、
5000円(素泊まり) x 50部屋 = 25万円
がもたらされているのです。
一日でですよ!!
今は世界中の人がインターネットでホテルを検索することができます。
その中にはとにかく寝れれば良い、という発想の人もきっといるのではないかと思います。
そんな時、例えば英語が使えるだけで、
ホテルの見込み客は数億人増えます。
衰退しているように見える産業、
そこにチャンスがあるのかな、と思った伊藤なのでした。
これからインターネットでどんどん色々な可能性が増えていくんだろうなあ。