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プロフィール

伊藤 慶 1982年生まれ
卸売業に携わっている
サラリーマンです。
23年10月、群馬県前橋市に重量鉄骨マンション購入。
24年7月、静岡県富士市にRCマンション購入。
25年5月、茨城県つくば市に軽量鉄骨マンション購入。
詳しいプロフィールはコチラから。

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築26年
重量鉄骨造
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8,500万円
築20年
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利回り約10%

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2013年10月号に掲載

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不動産投資に対する実績を評価頂き、Big tomorrowさんから取材を受けました。

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【外壁塗装】その見積もり、本当に大丈夫ですか?

2013年02月01日

大規模修繕の代名詞とも言える外壁塗装、値段などに関して不明な点が多い人も
いらっしゃると思います。

 

 

 

そこで、今回は外壁塗装に関して最低限押さえておきたい知識を
お伝えさせて頂こうと思います。

 

 

 

外壁塗装において最低限押さえておきたい知識、それは塗料の素材と塗の回数です。

 

 

 

まずは塗料の素材から見ていこうと思います。

 

 

 

外壁塗装の際に使われる塗料には、おおまかに分類して4つの種類があります。
アクリル、ウレタン、シリコン、フッ素です。

 

 

 

では、例えばアクリル塗料とはどういった塗料なのかと言いますと、
塗料の主原料である樹脂(塗料の80%ぐらいは樹脂です)にアクリル(実際にはアクリルという物体はないみたいですが)を混ぜたもの
とご理解下さい。

 

 

 

ウレタン、シリコン、フッ素も同様です。
樹脂にそれぞれの素材を混ぜたものと理解して下さい。

 

 

 

塗料は基本的には樹脂が固まったものなのですが、上記のような色々な
「素材」を混ぜることによって機能を付加しているのです。

 

 

 

ちなみに、耐久年数から見た塗料の順位は
アクリル(4~6年) < ウレタン(8~10年) < シリコン(12~14年) < フッ素(16~18年)
となります。
(現在アクリル塗料はその耐久性からほとんど使われておりません。)

 

 

 

そして、気になる値段なのですが、ざっくりとした計算で、
ウレタン塗料の値段を1とした場合、シリコン塗料は1.2、フッ素塗料は1.4ぐらいが素材の値段差になります。

 

 

 

次に、塗装の回数に関してです。

 

 

 

塗装は一般的にはシーラーによる下塗りを含めて3回行われるのが一般的です。

 

 

 

シーラーとは、化粧で言うとファンデーションのようなもので、外壁と塗料を接着させる役割を果たします。

 

 

 

シーラーで下地処理をした上で、中塗り、上塗りと塗っていくのです。

 

 

 

では、気になる妥当な見積もり額に関してですが、
大きく分けると、足場組立、外壁洗浄、下塗り、中塗り+上塗りと4つに分ける
ことができます。
塗料はウレタンを使うと想定すると、それぞれの単価(1平方メートルあたりの値段)
は以下の通りです。

 

 

足場組立 = 800円
外壁洗浄 = 400円
下塗り = 1,000円
中塗り+上塗り = 2,500円

です。

 

 

目安として、30坪の一軒家を想定してみましょう。
30坪の場合、外壁と屋根の面積を大体150平方メートルと仮定します。

 

 

 

そうすると、この場合の妥当な金額は70万円ということになります。

 

 

 

(これはあくまで概算ですので、実際に見積もりを取って検証される
ことをおススメ致します。)

 

 

 

さて、少し知識がついたところで、
業者に騙されない為に重要なことをお伝えさせて頂こうと思います。

 

 

 

悪徳塗装業者が塗装をする時に使う手法があります。

 

 

 

それは、

 

 

 

塗料を薄めて使う、ということです。

 

 

 

実は、

 

 

 

塗料を薄めて塗っても、はたから見れば
プロでもこの塗膜は薄い!など判断することはできません。

 

 

 

しかし、薄めて塗られた塗料は耐久性も極めて悪く、塗ってから数年で
塗料がはがれてくることもあります。

 

 

 

この悪徳業者を見分ける為には、実際の現場で塗料を確かめるか、
業者との会話のなかで見極めていくしかありません。

 

 

 

次の塗り替えのタイミングは、前回の塗装がいつ頃だったのかということと、その際の塗料が何だったのかによって大体予想することが可能です。

 

 

 

家の耐久性を高める為にも、しっかりした業者を選び、タイムリーに外壁塗装を
行うようにしましょう。