年金破綻
現在地方財政についてのレポートを作っているのですが、その中で
年金の項目が出てきたので、年金に関する事実を記載させて頂こうと思います。
昨年の年金の積立額は120兆円。その中で今年の年金分を払う為に
取り崩した金額が6兆円あります。
これが何を意味しているのか。
即ち、人口が今のままずっと推移すると過程し、
国が運用をして積み立てを毎年5%ずつ増やしていくことができれば、
年金は破綻しませんが、そうでない場合は、積み立てが減っていき、破綻します。
国の権限において実行できる投資で、今時5%で安全に運用するなど不可能ということは、
誰でもわかることです。
イタリアのクレジットデフォルトスワップは現在6%弱です。
これは、イタリアの株(上場廃止の可能性あり)の配当利回りが6%ということです。
日本がこれを毎年買えば運用できますが、イタリアが破綻した瞬間。
120兆円がほぼ0になってしまいます。。。
ではなぜ根本的な問題が解決できないのか。それは役所の人事システムに
よるところが大きいと個人的に思っております。
役所は基本的に仕事を2年でローテーションさせます。
そうすると、ローテーションの中でいかに×をつけられないようにするかが
大事なことであり、年金の徴収額を増やすといった、国民の感情を逆撫でするようなことは
絶対にしません。
(上記は、個人を非難しているものではありません。当方の見解を記載させて頂いております。)
今すべきことは、安全な投資方法を作り、資金を確りと増やすことです。
周囲の意見に流されず、自分で道を作っていきましょう!