不動産業界の先行き
2012年04月19日
日本の不動産業界の先行きはどうなっていくのか気になるところですが、 ちょっと安心できるデータとして以下のようなものがあります。 1 住宅着工戸数 これはどれだけの新築住宅が作られたのかを示した数字なのですが、 この数字はリーマンショックを境に大幅に数字が下がっており、 2006年の129万戸に対し、2010年は82万戸です。 また、野村総合研究所の調べによると、着工戸数は2020年ぐらいまでは 80万戸が続くと予想しています。 2 出生数 次に、出生数の推移についてみてみようと思います。 日本の出生数は2006年の109万人に対し、2010年は107万人。 つまり、家の増える数よりも、人口が増える数の方が多いのです!! 人口が減ることによって土地の値段が下がることはあるかもしれないですが、 物件が余ってどうしようもなくなるという状況はそうそう起こらないだろう というのが個人的な見解です。 未婚率も上がり、世帯数も増えてきて、広々とした部屋が求められることが 予想される為、ワンルームなどはこれからも厳しい状況が続くと思いますが、 ファミリータイプの部屋であれば、巨大ワンルームを作るといったリフォームの 可能性があるので、広がりがあると思います。 現時点で供給量が過剰になっている地域はネットを使えば簡単に
調べることが可能です。 個人的には、ワンルームで家賃が1.5万円前後の場合は、
相場が崩壊していると 見ています。 良い物件はまだまだあり、不動産業界もこれから数年で劇的に変化することは ないと思います。 良い物件を頑張って見つけていきましょう!!