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プロフィール

伊藤 慶 1982年生まれ
卸売業に携わっている
サラリーマンです。
23年10月、群馬県前橋市に重量鉄骨マンション購入。
24年7月、静岡県富士市にRCマンション購入。
25年5月、茨城県つくば市に軽量鉄骨マンション購入。
詳しいプロフィールはコチラから。

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2,200万円
築26年
重量鉄骨造
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8,500万円
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2013年10月号に掲載

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不動産投資に対する実績を評価頂き、Big tomorrowさんから取材を受けました。

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スルガ銀行に金利交渉をしました

2014年05月24日

最近物件の利回りが下がっていること、

又、借り入れを減らして財務状況を

盤石な状態に持っていくべく、

現在保有している物件の

収支改善作戦を開始しました。

 

 

真っ先に取り掛かったのは、

金利を下げること。

 

 

もはや書くまでもない程有名な

話なのですが、不動産投資の雄である

スルガ銀行の金利は基本的には

変動で4.5%

 

 

住宅ローンであれば1%台で借りることが

出来るにも関わらず、投資になった途端に

4倍に膨れ上がる。

 

 

いつ考えてもおかしいと思いますが、

(スルガが高いということではなく、

ここまでの金利差が生まれているにも

関わらず、日本では是正されない

という事実が)

融資して貰えるだけ有難いと

思うようにしています。

 

 

金利交渉に関する私の見解は以前も

ブログで書かせて頂いておりますが、

基本的には競争社会なので、

競争力がある金利を提示してくれた

銀行があるにも関わらず、

既存の借入先が金利変更に応じて

くれないのであれば、借り換えをすること

も仕方ない。

というのが私の考えです。

 

 

お互いビジネスですからね。

 

 

ただ、個人事業主として

ビジネスの経験もない

サラリーマンに積極的に融資を

してくれるスルガ銀行は

やはり尊敬しなければいけない金融機関

だと思います。

 

 

さて、ここからが本題で、

私が実際に行った金利交渉の内容に

ついてお伝えさせて頂こうと思います。

 

 

先ず、どういった形で金利交渉を

切り出したかという点ですが、

私の場合は今まで付き合いが

殆どない担当者に対して電話で

切り出しました。

 

 

他の方のブログを見ていると、

仲が良い方経由で切り出している

方もいるようで、

このあたりはどちらが正解

ということはないと思いますが、

仲が良くても仲が良くなくても、

金利を下げざるを得ない

状況に持ち込むことが出来れば、

仲が良い方でも仲が悪い方でも

どちらでもあまり結果は変わらないと思い

(逆に、仲が良い方に金利交渉すると、

その後の関係の悪化にも繋がりかねない)

ということが背景です。

 

金利交渉の進め方は、至ってシンプルで、

他の金融機関から既存のローンの借り換えに

対して前向きな見解を貰い、その見解をぶつける

だけです。

 

 

私の場合は、北陸の木造物件の融資付けの

依頼をした際に、真っ先にスルガ銀行に

相談したのですが、あいにくスルガは

木造物件には融資をしていないとのことにて、

他の地方金融機関に融資付を打診。

 

 

その際に、既存案件の借り換えの打診を

受けました。

 

 

ちなみに、その際金融機関から

提示を受けた金利は何と1.9%

 

その数字をベースに、スルガ銀行の

担当者に金利を下げることが

出来るか相談しました。

 

 

私「今貴行に融資をしているものなのですが、

単刀直入に申しますと、金利を下げて

頂けないかなと思い、今回連絡させて頂きました。」

 

 

「背景を説明させて頂きますと、新規の物件の

購入に際し、貴行に融資付の打診をさせて

頂いたのですが、あいにく貴行は融資が難しいとの

ことにて、別途他の金融機関に融資付けの

打診をさせて頂いたのですが、その際に

金融機関から既存案件の借り換えを条件に

新規案件に融資をするという言質を

取ったのです。」

 

 

「個人的にはスルガさんには大変お世話に

なっているので、そのまま借入させて

頂きたいのですが、いかんせんその銀行が

提示して来た金利が大変に競争力

があるものにて、このまま金利を

下げられないのであれば、やはり

私としてもビジネスとして不動産賃貸業を

している手前、借り換えざるをえないのかな

と思っています。」

 

 

と背景を含めて丁重にお伝えしました。

すると、担当者からは、

「分かりました。行内で調整してみます。

ちなみにその金融機関の金利は何%でしたで

しょうか?」

 

との質問あり。正直に1.9%である旨伝えました。

 

 

このやり取りをした後は、特段資料の提示などは

求められず、スルガ銀行内にて1週間程検討を

実施の上、改めて私の所に連絡が来ました。

 

 

「伊藤さん、金利下げることオッケーです。」

 

 

やはり1.9%までは下がらなかったのですが、

かなり金利を下げて貰うことが出来ました。

 

 

最後に、私から

「これで貴行から融資を受けることは

難しくなるのでしょうか?」

 

 

と単刀直入に聞いてみたのですが、

担当者の方からは

「私の支店からは難しくなってしまう

可能性もありますが、無理ではないと思います

との回答。

 

 

まあそのあたりは銀行と私の力関係次第なのかなあ、

と、すなわち、

「スルガ銀行にとっても私が優良顧客で

あれば今後も融資してくれる」

と思っています。その支店以外であれば

特段問題ないみたいです。

 

 

正直なところ、スルガ銀行は最近融資姿勢が

「攻め」すぎて少し心配している部分もあるのですが、、、

一棟目の物件の融資をしてくれた銀行として、

これからもお付き合いを続けていくことが

できればと考えています。

 

 

金利交渉はダメではありません。

基本的には銀行との力関係ですので、

しっかりとした優良資産を

まずは積み上げていくことを

意識していくのが良いと思います。