登録免許税
登録免許税とは、一言で言うと、不動産を保有しているぞ、というライセンスを得る為に国に払う手数料、のことです。
医者などは、ライセンスを取る際にこの登録免許税を払う必要があります。法律で決まっている以上払わざるを得ない税金です。
税金は物件の固定資産評価額を基準に算出されます。
(以下全て、投資用物件(=自分で住まない)物件に適用されるルールです。
2012年3月31日までに買った場合
土地:1.5% 家:2% (固定資産税評価額に対して)
2012年4月1日以降に買った場合
土地:2% 家:2%(固定資産税評価額に対して)
この費用、はっきり言ってなかなかバカになりません。
融資を組成する際には、この固定資産税の額が大きい程、担保価値が高いとみなされる為、融資を組成するには有利なのですが、
税金を払うという観点から考えると、この固定資産税評価額はキャッシュフローを悪くする原因にしかなりません。
銀行が評価する物件の価格は、保守的にみて固定資産税評価額の6割~7割ぐらいと考えておくと、取り返しがつかなくなることが
ないのではないか、と思います。
即ち、固定資産税の評価額が5,000万円だとすると、銀行が算出するその物件の価値は3,500~4,000万円ということになります。
一方、固定資産税評価額は、5,000万円の物件を購入する場合、100万円です。高いですね。。。