固定資産税・都市計画税
●固定資産税
固定資産税とは、持ち主が保有している固定資産に対して発生する税金で、一定の税額を物件がある市町村に納めるものです。
税金の額は、一般的には固定資産税評価額の1.4%ですが、これは市町村の規定によって異なる場合があります。
(1.4%より多くなることはまずないと思います。)
一つポイントですが、固定資産税は1月1日時点で物件を保有している人に対して支払い義務が生じます。
それでは、7月1日に物件を買った場合、固定資産税の支払いはどうなってしまうのでしょうか?
答えは、物件の購入時に、7月1日~12月31日までの固定資産税の金額を買主が売主に払う、です。
●都市計画税
都市計画税とは、都市計画区域に建てられた物件に対して発生する税金です。これも同じく物件がある市町村に税金を納めます。
都市計画税も、固定資産税と同じく、固定資産税評価額の1.4%が課税額です。
都市計画区域について少し補足を。
都市計画区域とは、都市計画法に基づいて定められた区域のこと。都市計画区域と都市計画区域外に定められる。
都市計画区域は、更に3種類の種類に分けられます。
非線引き区域、調整区域、市街化区域の3種類です。
市街化区域とは、原則その町を市街化すると市町村が定めている区域のことです。